見逃さない!補助金の探し方のコツ

こんにちは!みずたにです!

1月から入社しまして、補助金や助成金の申請支援を50件ほど行ってきました。
その中で、「もっと上手く活用していただけたら、もっとコストをかけず事業を進めていただけたのに。」と悔しい思いをすることもありました。

そこで、補助金等を活用していく上で、皆さまにぜひ知っておいていただきたいことをこれから数回に分けて発信していこうと思います。

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補助金と助成金の探し方のコツ

今回は2回目!補助金と助成金の探し方についてです。
(1回目は補助金を検討し始めるタイミングについて)

「こんな補助金があったなんて知らなくて、締め切りすぎちゃってたよ…」なんてこともよく聞きましたし、私自身もはじめの頃はよくありました。
そこで、ただいまの私の探し方を公開したいと思います!

補助金、助成金は大きく分けて、国(経産省と厚労省)とそれ以外(都道府県や各種団体)が出しているモノに分かれます。

基本的に国(経産省と厚労省)が出しているモノは、毎年4月頃に1年度分発表されます。
非常にたくさんのモノが出てくるので、自分自身で探していくことはせず、Youtubeで「使いやすい補助金」と検索して、当たりをつけてから補助金・助成金ごとに調べていきます。
国のモノは、もちろん地域によらず全国の事業者が対象になり情報が出回りやすいため、この探し方がおすすめです。

一方で、都道府県単位のモノは突然現れていつの間にか消えていきます。地域限定のモノなので、Youtubeなどネットで検索してもなかなかまとまったサイトが見つからないです。
そこで、都道府県公式ページの補助金・助成金の新着一覧をブックマークし、更新される度に確認していくことがおすすめです。特に東京都と横浜市は事業者支援にかける予算も大きく、さまざまな補助金・助成金がどんどん現れて消えていきます。要綱全体を確認することはあまりに大変なので、概要やリーフレットをさっと確認して対象になりそうであれば、要綱を読み込んでいくのがおすすめです。

その他、さまざまな団体が補助金を出していますが、予算規模が小さいため補助金額が少なかったり、採択率が20%前後など使い勝手の悪いものが多いです。申請にかけるコストや探し出すための時間を考えると、あまりおすすめしません。採択率が良く、補助金額も大きい期待値の高いモノに絞って効率よく活用していきましょう。

最後に、この8月から9月にかけて非常におすすめな補助金・助成金を紹介して終わりにしたいと思います。

それは”業務改善助成金”です。

詳しいことは省きますが、ポイントは賃金の引き上げです。

「賃金の引き上げ」と人件費を無視して、言っている訳ではありません。
昨年から、国は最低賃金の引き上げに力を入れています。昨年は神奈川県では28円も引き上げられました。

この助成金の条件は30円以上の賃金引上げなので、全国的に最低賃金が引き上げられる前に賃金を引き上げることで、コストを抑えつつ助成金を活用することができます。

今年も最低賃金の引き上げが話題になってきました。もしかすると”30円以上”引き上げられるかも…?なんて話も聞きます。
ぜひ、上手に助成金を活用していきましょう!

▸1回目は補助金を検討し始めるタイミングについて