「情報整理と価値づけで、縦割りだった組織を繋いでくれた」/株式会社水信様

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事業内容を教えてください

1915年に、台湾バナナの加工問屋「水信商店」として創業した会社です。その後、果物を中心とした青果の仲卸業、小売販売業、フルーツパーラーや鉄板焼きなどの飲食業と、産地とお客様をつなぐ事業をしております。

アイポケットとの出会いは?

2015年で100周年を迎えたのですが、その際、記念誌をはじめとする歴史の編集全般をお願いしたことをきっかけに、お付き合いが始まりました。各業態のホームページ制作・リニューアルをはじめ、100周年記念イベントの記念誌の制作をお願いしました。また野菜ソムリエ協会のアワードに参加した際には、私たち水信グループの強みや今後のビジョンを紹介する資料を作るご協力いただいたり、社員向けの青果の勉強会にも出ていただき、私たちの事業への理解を深めていただいています。

一緒に仕事をしてよかったと感じる点はありますか?

私たちは仲卸業から始まっているので、フルーツの旬や食べ頃を理解しています。この知識やノウハウを、他の販売部門・飲食部門で活かさない手はありません。例えば、飲食部門のサービススタッフに市場に足を運んでもらい、現場を見聞きしてもらうことで、サービスの質が向上しました。このように、今後はさらに現場レベルで部門や業務を交差させて、グループ全体の価値を高める必要を感じています。。そのためには新しいアイデアや社内外の情報発信が必要不可欠で、アイポケットさんにはその部分で大きくご協力いただいています。

コロナ禍においては、店舗の来店が減った代わりにオンラインショップでの購入やギフト需要が増え、商品開発に注力していました。我々のルーツでもあるバナナを使ったパウンドケーキを出したのですが、創業ストーリーも含めて好評で。同様に商品を増やしていくために工場を作ろうと、事業再構築の補助金を活用して店舗併設のファクトリーを作りました。

今後も部門間のシナジーを生かし、新しいチャレンジを続け、“水信グループでしか体験できないフルーツの世界”を届けていくために、多方面でのご協力をお願いしたいと思います。

担当から一言

水信さんにお邪魔してスタッフさんや社長とお話をするなかで、それぞれの事業(卸売・小売・店舗)を繋ぐことや、水信さんが持つ価値の高い情報、つまり産地や生産者さんのことなどを、どのように編集し活かすことができるかを考えてきました。素晴らしい資産・ブランドをたくさんお持ちですので、できることはまだたくさんありそうです。今後ともどうぞ、よろしくお願いします!(安斉)

会社概要

社名:株式会社水信/https://mizunobu.co.jp/
担当:代表取締役 加藤 信明さま
事業内容:果物の卸・販売をはじめとする、店舗運営や商品開発、グループ会社の統括
アイポケットと出会った時期:2015年頃